欽ちゃん球団こと茨城ゴールデンゴールズについては、毀誉褒貶がかまびすしい。と言うと、え?と思われるかもしれない。一般の野球ファンの人たちの大半は「誉褒」だが、プロ野球関係者は「毀貶」が少なくない。その「毀貶」の最大のものは、「野球は真剣にやるものであり、それを茶化すのは不謹慎だ」という反発である。確かに、審判の判定やコールを冷やかすような欽ちゃんの「声援」は、当のアンパイアからも顰蹙(ひんしゅく)をかっている。野球試合の主役は選手であり、その進行役は審判だからだ。
私はこう考えている、欽ちゃん球団は「マスコット球団」だと。マスコットというのは、プロ球団のあのマスコット、中日ならドアラ、巨人ならジャビット、ロッテならマーくん・リーンちゃん・ズーちゃん、楽天ならカラスコ・・・(以下省略)である。彼ら彼女らは、選手を励まし、ファンを喜ばせる。欽ちゃん、いや萩本欽一氏は、そのマスコットと同じ仕事をしている。いわば生きたマスコットである。そもそも、中年以上の方はご存じのように、萩本氏がTVで売り出した時、「横走り」という独特の動きで大きな笑いをとった。あれこそマスコットの動きである。
野球を楽しく見せようという萩本氏の持論は、否定されるべきものではない。楽しいから、アマチュア野球チームなのに入場料をとっても観客が集まるのである。
ただ、各球団のマスコットは、プレーが中断されているときに演技をするのが鉄則だが、萩本氏は必ずしもそれを守ってはいない。それが「毀貶」をうみだす原因になっている。生きたマスコットはプレーへの介入をどれだけ許されるべきだろうか。それを決めるのは審判だろうか、ファンだろうか。
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プロフィール

名前 谷沢健一 KenichiYazawa
生年月日 1947.9.22
出身地 千葉県
出身校 習志野高〜早稲田大学
在籍球団 中日 背番号 41
投打 左投左打
通算成績
安2062/本273/点969/率.302
1987年引退
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