17日夕刻、再び沖縄に戻った。20日のオープン戦(D×S)の東海テレビ中継に備えて、浦添市のスワローズを取材した。昨季は終盤にじりじりと挽回し、最後には阪神を退けてCSに進出した。高田野球の真髄である機動力の発揮で、選手層の薄さを補い、館山投手らの獅子奮迅の活躍もあって、一昨年のBクラスの悔しさを晴らした。
今年はその高田監督の3年目のシーズンを迎え、球団も監督の要望に沿って、キャンプ費用を約1億2千万円計上したという。それによってファームのキャンプ地を1軍の近隣におくことができ、キャンプ中に1、2軍の選手の入れ替えを頻繁に行える、それが狙いだった。
例年、ファームは宮崎県西都市に約1カ月間滞在していた。今年は、13日までは沖縄本島南部の八重瀬町営東風平(こちんだ)球場を使用し、14日以降は西都に戻るという日程になった。ファイターズ2軍がこの球場を使用していたが、名護市の1軍と遠距離にあるため、目と鼻の先の国頭村(くにがみそん)の球場に移った。スワローズにとってはこれ幸いというわけで、今年から使用したのである。13日の紅白戦では、投打とも篩(ふるい)にかけられて、7選手が入れ替えになった。
手薄な先発投手陣をはじめ、不安の多いスワローズだが、新人起用のうまい高田監督のことだ。思わぬ選手が2軍から登場するかも知れない。
18日は韓国プロ野球の三星(サムソン)ライオンズとの練習試合が行われた。今年からサムソンには落合英二投手コーチと種田仁コーチが就任。2人ともドラゴンズ出身なので、話を聞いてみた。
私「キャンプは何時から」
種田コーチ「1月8日から始まって2ヶ月間です。1月はグアムでやってきました」
サムソン球団は秋季と2月は沖縄本島の恩納村(おんなそん)赤間ボールパークで、この数年キャンプを張っている。韓国の大財閥がオーナーだけに、キャンプ費用も桁が違うようだ。2004年からは宣銅烈氏(元中日・ソンドンヨル投手)を監督に迎え、今や常勝球団と言っていい。それで、つい下世話な質問をしてみた。
私「年俸はどのくらい?」
種田コーチ「契約金はありませんが、約1200万円です」
私「投手陣は揃っている?」
落合コーチ「先発は4人は居ますが、その後が不安ですね」。
オープン試合は、スワローズがサムソンの4人の継投策に抑え込まれて、ノーヒット・ノーランに終わった。1ヶ月以上の練習量の差は如何ともしがたかった、と言うべきあろう。とはいえ、スワローズの明るい話題の一つは、阪神から藤本敦士内野手が加入したことだろう。川島慶三内野手の故障が長引くと聞いているだけに、その穴を十分に埋めるという期待が寄せられている。
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プロフィール

名前 谷沢健一 KenichiYazawa
生年月日 1947.9.22
出身地 千葉県
出身校 習志野高〜早稲田大学
在籍球団 中日 背番号 41
投打 左投左打
通算成績
安2062/本273/点969/率.302
1987年引退
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