都市対抗二次予選に向けて

 全日本クラブ選手権千葉県予選を3連覇で飾ったYBCは、今月27日から始まる都市...

都市対抗二次予選に向けて

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 全日本クラブ選手権千葉県予選を3連覇で飾ったYBCは、今月27日から始まる都市対抗千葉県予選に臨む。前ブログの冒頭にも記したやたら長い名称は、実は勝ち進んで行くことで大会名は短くなる。先日、「勝ち進むたびに参加費を払うということは、なんだか大会名をお金で買っていって、最後に優勝の二文字だけで終わる、という仕組みかなあ」とスタッフと冗談を言いあって笑った。トーナメント方式の闘いの厳しさを味わうことで、チームが"生き延びている"ことを実感できる。
 とは言っても、平日(木曜日)から始まる2次予選は選手の参加率は低下するし、初戦に再びサウザンリーフ市原と対戦する組み合わせも可笑しなものだ。何しろ、1次予選の決勝でサウザンリーフ市原と戦って勝ったのだから、2次予選の最初でまた対戦するのは、1次予選の決勝戦の結果など信用できないということだろう。だから、木曜日という平日にどれだけレギュー選手が参加できるかで、勝敗が決まるのである。まるで、平日でも仕事を休んで予選に参加できないと"社会人"野球をしてはいけないと言われているようなものだ。
 どうせ平日から開催するのであれば、いっそのこと、千葉県のクラブ7チームのリーグ戦を行なうことを提案したい。実際、リーグ戦方式を採用している地区も多い。費用が嵩み過ぎるとYBCの金庫番である加藤部長は顔をしかめるかも知れないが、社会人野球への認識を高めることに結びつくし、試合数が多ければ選手たちの参加機会も増え、レベルも上昇することになる(クラブチームにとって試合経験の多少は、技術向上を左右する)。
 もっと図々しく言えば、予選を勝ち上がったクラブ3チームと企業3チームの計6チームのリーグ戦だって考えられないだろうか。確かに、現状ではJFE東日本と上総マジックの2企業チームが抜きん出ているのは否定できない。だが、JR千葉はクラブチームから企業チームに変身したばかりで、(失礼な言い方になるが)クラブチームが全く勝てないとは言えない。「クラブチームなんかと試合をしても、時間のムダで、得るところは何もない」と公言した企業チームの関係者もいる。大半の企業チームの本音だろう。それは承知の上での話である。
 私がYBCを率いて5年、大会の試合方式は変わっていないどころか、寧ろ後退している。秋の日本選手権予選は2年前から、クラブチームは参加できなくなった。企業3チームで順位戦を行っている始末である。
 ついでに言えば、南関東大会がこれまた偏頗(へんぱ)の極みである。開催地が常に埼玉県に固定しており、埼玉県の代表チームが決定するまで、試合の組み合わせがまったく決まらないし、しかもその組み合わせはどこでだれが決めるのか分からない。たぶん、開催県の埼玉県野球連盟の内部で何らかの基準で決めているのだろう。
 開催地を埼玉・東京・神奈川・千葉の持ち回りにしない理由がよくわからないし、試合の組み合わせも事前に、例えば東京の1位チームと千葉の2位チームが対戦するというふうに、枠と山を決めておくことが「できるはずである。(もし、高校の甲子園大会の組み合わせを兵庫県高野連が勝手に決めたらどういうことになるだろうか。)
 さて、これ以上言っても「愚痴を言うな」ということになるので辞めておくが、1次予選でじつに嬉しいことがあった。それは、長男・一貴からの報告で知らされた。私がベンチに入っていない分、一貴がこの数年にも増してスタッフの下働きをやってくれた。その細かいことはさておき、スタンドで一貴がカメラを構えていて、秋元投手の父君と言葉を交わすようになったそうだ。
一貴「秋元君のお父さんが、選手個々の分解写真を作ったので是非谷沢監督に見て貰いたいと言っていたけど」
私「ええっ、分解写真だって!そんな大変なことをやってくれたのか」
一貴「映画館の映写技師の腕前だそうで、ちょっとだけ見たら見事なできばえだったよ」

YBC選手DVD資料
YBC選手DVD資料
YBC選手分解写真
YBC選手分解写真

 まもなく、予選準決勝のあの延長17回の熱戦のDVDと分解写真の入った封筒がマンションのポストに届いた。秋元氏自らが持参してくださったようだが、あいにく私は不在だった。きっと私に気を遣わせないようにアポなしでそっとおいでになったのだろう。
 早速、見て驚いた。延長17回の映像は各選手を一塁側と三塁側から追って撮影されているのだ。両方の角度からの映像だから、分析も緻密にできる。プロはだしの配慮である。分解写真はというと、16コマの静止映像をが4列に並べられており、縦に見ると4コマ続きになるし、目を横に追うと16コマなる。じつに手間の掛る作業だったはずだ。打者だけでなく、投手も同様の手法で撮影されていた。投手は私の専門外なので、一刻も早くプロOBに見てもらい、解説を頼もうと思う。
 こうして協力してくれた選手の父君はこれまでも例がある。変に疑われるのも嫌だったので、あえてブログには記さなかったが、現在、市立船橋高野球部のコーチを努めている渡辺内野手の父君がそうである。渡辺君がYBCに在籍していた間、多くの練習試合で主審を務めてくれた。試合が終わると、こちらが礼を言う暇もなく、さっと姿を消すので、いつも心の中で礼を述べていた。
 というわけで、2次予選に向けて、またクラブの南関東大会に備えて、選手たちに分析の結果を伝えて、その成長を期待したものである。

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都市対抗二次予選に向けて へのコメント

総合企画 窪寺 : 000371

私も15日、天台球場のスタンドで一貴さんと一緒に秋元選手のお父様とお話させていただきましたが、とにかく野球に対して『熱い』方でした。

試合のビデオや写真撮影も「大変なことだとは思ったことがない。当たり前のこと」と、さらっとおっしゃっていたのがとても印象的でした。

27日は球場へ応援に行けませんが、良い結果報告を楽しみにしております!

谷沢健一 : 000372

窪寺さんへ
「野球のソムリエ」の企画から始まり、先の一次予選では球場で応援して下さり有難うございます。
YBCを理解して頂ける方々が増えてきました。選手たちも熱心な応援に感謝していると思います。これからも宜しく。

秋元 父 : 000373

はじめまして
息子がお世話になっております。
毎回、応援に行くのが楽しみです
写真などは、選手の参考や記念になればと思い製作したものです。
選手や監督さんにも喜んでもらえたみたいで嬉しいかぎりです。
息子共々どんな批評が聞けるか楽しみにしています

これからも応援に行ける時はビデオなどは撮らせていただきます
(次男がまだ高校野球をしてるので
そちらの応援にも顔を出さないといけないので)

総合企画 窪寺 : 000374

返信ありがとうございます!!

私にとってYBCフェニーズは地元のチームですし、嬉しいことに高校の後輩も所属しておりますので、もう他人事ではありません。

これからも陰ながら応援させていただきます。

yasu : 000379

正しいことが少数派であり、間違っていることが多数派で
あることが世の中であったりしますね。そのことで矛盾を
感じたりすることもあります。

プロの世界だと経済合理性や効率、計算で物事が成り立つの
でしょうが、アマチュアであり、良くも悪くも歴史がある
ところは過去の慣例にとらわれるということがあるのかな
と思いますね。

決められた人が決められたことを踏襲するのではなく、
多くの人が聞く耳を持ち、野球が好きで仕方ない人が持っ
ている能力を発揮できる世の中であってほしいと思って
います。

モータースポーツの世界の片隅にいるからわかるのですが、
より機能する製品、進んだ部品というのは、現状に対する
不満とか不足感からよりいいモノ、さらに進んだ製品を
開発し、作りますね。

新しい製品や部品がエンジニアやライダーの不満足感から
出発して、製造されるように、野球に関することも今の時代
の不満や強い欲望からいいシステムや環境が生まれて欲しい
と思っています。

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